正しいJavaScript開発とは

2019年1月12日

はじめに

BtoBのWEBアプリケーション開発をしてきた人はJavaScriptを私も含め何となく開発していた人が多い様に思います。(私だけ・・・?)ですが、リッチクライアント、非同期通信、モバイル端末対応等の要望に対応するため、ググって情報収集していると色々なコーディングがネットに転がっていることがあり、どれを採用して良いのか、困ることがあります。今までは、よさげなもの(感覚?)が動くことをテストしてOKにしてきました。ですが、どれが正しい(より良い)かを知るべきと思うようになり、正しいJavaScript開発を実践できる様に、情報をまとめることにしました。最近、Angular、Reactも聞きますが、jQuery+JavaScriptでまとめたいと思います。

なぜ、色々なコーディングがあるのか

なぜ、色々なコーディングがネットに転がっているのか。JavaScriptの標準化の遅れと古いIEへの対応が原因だと私は思います。以下のサイトでJavaScriptの歴史をざっと理解できます。古いIEへの対応は、企業が開発したものを費用をかけずに使い続けたいからで、今でも現役の古いコーディングがネットに転がっているのだと思います。
JavaScriptの歴史をざっくりまとめたよ!

正しいJavaScript開発とは

正しいJavaScript開発とは対応するブラウザ、バージョンにより、JavaScriptのコーディング方法を使い分ける必要があります。BtoBの開発であれば、クライアントは基本Windowsなので以下のサイトで確認できます。
各Windows OSで利用できるIEのバージョンを知る
対応すべきブラウザ、バージョンを明確にできれば、以下のサイトを確認してください。
ES5のブラウザ対応状況
jQueryのIE対応状況

まとめ

暫くは、以下を想定し「JavaScript es5」「jQuery 2.X系以降(3.Xを含む) 」を理解して、正しいJavaScript開発を目指すことでいかがでしょうか。今後、IEもEdgeに代わり、今は過渡期の終わりぐらいだと感じます。
 OS:Windows 10
 ブラウザ:IE11
 ブラウザ:Edge
古いIEに対応してほしいと言われた場合は以下が参考になるかと
 2016年以降に「IE8に対応して」といわれたとき思い出したい六項目

— JavaScript —
MDN
とほほのJavaScriptリファレンス
JavaScript初級者から中級者になろう

— jQuery —
jQuery日本語リファレンス
jQuery入門(Ajax)  ←Ajaxの書き方が色々あることがわかります。
jQuery本家